学生ワークショップフィールドトリップ「100年前に作られたグリーンインフラを知る」

1. 概要
日程
:2024年3月24日(日)
場所愛知県犬山市大畔
    東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林の生態水文学研究所
   犬山研究林の9林班、10林班,犬山市市民健康館さら・さくら
集合・解散場所は名鉄犬山駅東口ロータリー
人数:10名程度
参加費:無料
締切:2024年3月14日 
応募先https://forms.gle/dpZthRxMwrY237Yy8

2. プログラムの内容と狙い
1)グリーンインフラの森を知る:山林の見学
対象地は犬山市近郊にある、100年前に土砂災害防止のためにはげ山に砂防緑化工事を行った場所、すなわち100年前のグリーンインフラである。「日本近代砂防の祖・諸戸北郎博士の設計による渓間工事建造物群」として林業遺産にも選定されている。
二次林、ヒノキ人工林、マツ林からなる山林を見学し、森林とその水土保全機能を知る。

2)ランドスケープの視点から森を体験する:PGISによる森林風致調査
樹種、樹高、密度、階層構造、地形などからなる森林の空間的構造によって、森林の風致は変化する。そこで、PGIS(参加型GIS)によって森林の風致調査を行い、森林の空間的構造とその印象評価に関する発表を行う※。
森の風致の空間的構造を理解し、森のデザインや計画にとって重要な視点を知る。
 ※スマホGISアプリを利用して、関心を持った森林の位置、写真、空間的構造、評価構造などを記述・記録する。その記録をもとに当日、ミニ発表を行う。

講師役:水内佑輔(東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林生態水文学研究所)


3. スケジュール(仮)
9:00 名鉄犬山駅集合
9:20 現地へ移動。到着後、オリエンテーション、見学の準備
10:00 山林の見学開始
12:00 昼食@さら・さくら(持参or学生の実費で食事)
13:00 PGISによる森林風致調査
15:00ミニ発表&議論@さら・さくら
17:00 プログラム終了
名鉄犬山駅へ移動

活動に当たっては、野外活動のための保険に入ります(参加者負担なし)。